市民が創る環境のまち”元気大賞”

Report on the Eco-consious Community Genki Grand Awards

「eco japan cup 〜ライフスタイル部門〜」 連携

「持続可能な社会へGO! 市民が創る環境のまち “元気大賞”」

2012

「市民が創る環境のまち”元気大賞”2012」

セブンイレブン記念財団賞 受賞

「美しいまちを笑顔でお散歩!市民、行政、専門家 が立場を超えてみんなで歩いてあんしんのまちづくり!」

守谷あんしんお散歩プロジェクト(茨城県)

茨城県守谷市で原発事故で増加した放射線量により自治体や住民同士の様々な対立や混乱を巻き起こしたことに対して、守谷あんしんお散歩プロジェクトは、事実を正しく見つめ、立場の違いを乗り越えて対話を進めた。測定専門家からアドバイスを受け、週末には線量計を持ち、呼びかけに応じた市民有志と市内の「お散歩(線量計測)」を実践。心配で声をかけてくる地域の方も多く、その場で時間をかけて現状を説明。

遂には「お散歩会」と称して市民だけでなく大学教授、市・県会議員、市職員が一緒に歩くまでに。測ったデータは大学の授業でも取り上げられ、データを元に総勢100名での幼稚園園庭の除染作業や市から物資サポートを受けた通学路の除染作業、研究者との除染実証試験、市民向け現状説明会と多岐にわたるようになった。そしてひとりの市民、ひとつの団体ではできないことを、様々な人や団体と理解し合いながら今は地域ぐるみで実現している。