Report on the Eco-consious Community Genki Grand Awards
「eco japan cup 〜ライフスタイル部門〜」 連携
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2012」
藤野電力(神奈川県)
20年以上前から放棄されていたソーラーパネル約170枚を譲り受ける機会を得、それを使って旧牧郷小学校(現在は牧郷ラボとして地元在住のアーティストたちの活動拠点になっている)の電力を100%自家発電により賄うプロジェクトを立ち上げた。システム設計から施工まで、すべて地域の仲間で協力しあい、情熱とDIY精神で取り組んでいる。施設を単に自給するだけではなく、地域の防災拠点や新たなコミュニティ拠点として機能することを目指している。
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
特定非営利活動法人サステナブル・ソリューションズ(宮城県)
90歳ヒアリングとは現代社会が知らず知らずのうちに失ってしまった低環境負荷で持続可能な暮らし方を90歳程度の高齢者にヒアリングを行い学ぶ方法である。
本プロジェクトは90歳ヒアリングを数多く実施し、先人の偉業である自然と共に生きる暮らし方や知識を聞き出し、現代社会に再導入し、後世に伝える活動である。宮城県のコミュニティづくり、秋田市スマートシティプロジェクトにおいて90歳の知恵が応用され始めている。
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
すみだストリートジャズフェスティバル実行委員会(東京都)
墨田区活性化のため有志が昨年からボランティアで開催する「すみだストリートジャズフェスティバル」。何より心がけるのは、ゴミを出さないこと。ゴミ対策専門の「グリーンエコ部隊」を作り、飲食屋台でのエコトレー採用、できるだけ細かい分別、スタッフ全員がゴミ袋を持ちゴミを見つけたら拾う等を実行。
通常イベントの約6割(1.8トン)に。お蔭で地元に大変好評で今年は協力も多く、来場者も約倍の4万2000人となった。
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2011」
留萌の青い海を次世代に残す会 蒼い海(北海道)
清掃体験をすることにより、子どもたちの地域環境に対する意識の向上を目指して園児から高校生を対象にプロジェクトを立ち上げた。ビーチクリーン《清掃体験》への参加要請・協力支援、清掃道具の貸出し・寄贈、環境教育への支援(講師・展示物の無償貸出し)を行っている。学生たちは、掃除をするだけでなく、積極的に学内放送や壁新聞などでこの活動を取り上げてくれる
「市民が創る環境のまち”元気大賞”2010」
西濃環境NPOネットワーク(岐阜県)
西濃環境NPOネットワークは岐阜県西南部の西濃地域における2市9町のNPO・住民活動25団体をネットワーク化している。
マイバッグ、マイ箸、持ち帰り容器、環境ボランティアなどをポイント制にして100ポイントが貯まると、地元のエコグッズと交換するようにした。
業者企業との協働、連携を推進する母体としても機能を発揮して、揖斐川流域から岐阜県南中部にかけて広範にエコライフを推進している。